TOP INTERVIEW トップインタビュー

これからの暮らし再生。

横浜市住宅供給公社が力を入れている「暮らし再生プロジェクト」について、横浜市住宅供給公社理事長の浜野 四郎がQ&A形式でお答えします。

横浜市住宅供給公社理事長 浜野四郎 Shirou Hamano

まず、暮らし再生プロジェクトを簡単に説明してもらえますか?

浜野:はい。団地やマンションにお住まいの方々の暮らし全般の課題を解決し、これからの明るい未来を築いていくための、まち再生プロジェクトです。わたしたちは、安心して居住できる住まいをよみがえらせる「スマイの再生」、地域やまちの活性化をはかり、住民のみなさんのつながりを深める「キズナの再生」、そしてこれからもずっと住み続けたいと思う横浜をつくっていく「キボウの再生」。これらをまとめて「みんなの“キモチ”を“カタチ”にする」のが、「暮らし再生プロジェクト」です。

「暮らし再生プロジェクト」が考える課題はなんですか?

浜野:今、急務と考えているのは、想定される大規模地震災害に備えた「減災・防災」という観点から、老朽化した団地やマンションを再生していくことです。また、少子・高齢化に伴い、地域コミュニティにまつわる課題が山積しており、それを支援していくネットワークが必要となっています。更には、建替えしたくても必要な容積を増やせない、住民の合意が取れないなどの理由で将来構想が描けない団地やマンションへの対応などです。

「暮らし再生プロジェクト」に期待する効果はなんですか?

浜野:これからの日本では、団地やマンションの老朽化が急速に進む一方で、現在、その対策が十分に用意されているとは言えません。「暮らし再生プロジェクト」を進める中で、住民の方々と共に、ひとつひとつの課題を丁寧に解きほぐし、課題の解決のために何が必要なのかを明らかにしていきます。その中から、地域社会にも貢献できる新しい価値観が創造できると確信しています。

「暮らし再生プロジェクト」における横浜市住宅供給公社の役割は?

浜野:課題を抱える住民の方々に寄り添い、専門家集団としてアドバイスをさせていただきながら、共に解決への道筋を歩んでいきます。「建物の安全性はどうか」、「建替えが良いか」、「修繕が良いか」等など…。合意形成の支援、行政との橋渡し、そして制度面の改良など、公的団体としての特性を活かし、しっかりとお手伝いさせていただきます。

最後に団地やマンションの再生を考えている方々へメッセージを。

浜野:「暮らし再生プロジェクト」は、横浜に暮らす人々の未来を考え、実現するためのプロジェクトです。このプロジェクトを進めるにあたって一番重要なのは、住民同士のつながりです。まち(団地・マンション)の再生を検討していく中に、キズナがうまれ、「みんなの暮らし」をより良くしていきます。このプロジェクトが成功するとき、それは、みんなの“キモチ”が“カタチ”になった時だと思っています。